ユネスコスクール
ユネスコスクールとは、1953年、ASPnet (Associated Schools Project Network)として、ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するため、国際理解教育の実験的な試みを比較研究し、 その調整をはかる共同体として発足し世界中の学校で形成されているネットワークです。我が国では、「ESDの推進拠点」と位置づけられています。
また、時代はESDを求めており、学習指導要領にもESDが位置付けられ、「持続可能な社会の創り手」の育成に向けた教育活動がすべての学校において取り組まれることとなっています。
本校は、広島市商ピースデパートを始めとした多くの活動が認められ、チャレンジ期間、国内審査を終え、令和3年5月24日付で、「ユネスコスクール・キャンディデート」に位置付けられました。これは、申請から認定までが長期化している現状を踏まえ、認定されているユネスコスクールと同等の活動を認めるため、新設されたものです。
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- ユネスコの基本理念は、次の4分野です。
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- 地球規模の問題に対する国連システムの理解
- 人権、民主主義の理解と促進
- 異文化理解
- 環境教育
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- ユネスコスクールに期待されるものとして
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- ユネスコの価値と目的を尊重
- 生徒に「平和を守る心を醸成する」
- ユネスコスクール間の活発な交流
- ESDの実践モデル校
などが挙げられます。その質の担保として、年次報告書の提出や活動チェックシートを基にした自己評価と相互レビューがあり、自身の取り組みを科学的に振り返る絶好の機会と捉えています。
本校では引き続き、ビジネス活動の学び、ユネスコスクールとしての活動により多様なステークホルダーとの連携を深めながら、取組を続けていき、生徒ともに恒久平和、社会貢献を目指していきたいと思います。